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第7章

原価管理で、赤字案件をなくす

案件ごとに原価を入れると、売上・原価・粗利・粗利率が出ます。赤字の案件を早く見つけられ、従業員の月ごとの埋まりぐあい(原価山積み)も見られるので、案件の割り当ても決めやすくなります。

  • 有料オプション(月800円・税込)
  • かかる時間 初回 約30分
  • お客様には表示されません
虫めがねをのぞくすがほのうさぎ

この章でできること

この章は、有料オプション「原価管理」の使い方です。オプションの追加のしかたは、第2章を見てください。

  • 案件ごとに、自社労務費・外注費・材料費・現場経費を入れて、粗利と粗利率を見る
  • 粗利率が、目標より高いか低いか、赤字かを色でひと目で知る
  • ボードの右上で今月の業績を、推移の画面で先月・今月・今年度の売上・原価・粗利を見る
  • 粗利率が低い案件を一覧で見つけて、見直す
  • 原価山積みで、人ごと・月ごと・案件ごとの人工(にんく)を見て、割り当てを考える
  • 案件一覧・月別の表・原価の明細を、CSVで取り出す
手をあごに当てて考えるすがほのうさぎ
原価は、お客様には絶対に見えません原価・粗利は、お客様向けの画面・メール・共有ページ・見積書や請求書などの帳票には出ません。社内だけの数字です。

9つのステップ

  1. 全体の流れ最初に
  2. ご契約と、見られる人約2分
  3. 最初の設定(人員マスタ・目標・年度)約5分
  4. 案件に原価を入れる約5分
  5. 粗利と粗利率の見かた(色の意味)約3分
  6. ボードのタイルと、推移の画面約3分
  7. 原価山積み(人の埋まりぐあい)約3分
  8. 案件一覧とCSV約2分
  9. 気をつけること最後に

7-1全体の流れ最初に

  1. オプションを追加する:設定 > お支払いから追加します(7-2)。
  2. 最初の設定をする(1回だけ):人員マスタに人を登録し、目標の粗利率などを決めます(7-3)。
  3. 案件ごとに原価を入れる:案件の画面の原価から、費目ごとに入れます(7-4)。
  4. 粗利率を確かめる:色で、目標に届いているか・赤字かが分かります(7-5)。
  5. 月ごと・案件ごとに見直す:ボードのタイル、推移の画面、原価山積みで見ます(7-6・7-7)。

原価は、入れられるところからで大丈夫です。たとえば最初は、外注費と材料費だけ入れる、という始め方もできます。

7-2ご契約と、見られる人約2分

「原価管理」は、月800円(税込)のオプションです。設定 > お支払いのご契約内容の変更で追加します。

  • 追加したら、すぐ使えます。メニューに原価が出ます。
  • 解除すると、翌月1日から使えなくなります。追加した月は、解除できません。
  • 解除しても、入力した原価のデータは消えません。画面が見えなくなるだけで、また契約すれば続きから見られます。
見られる人契約したあとは、管理者です。設定 > 原価管理の一般ユーザにも原価管理を見せるにチェックを入れると、一般ユーザも見られます。
設定を変えられる人管理者だけです(現場経費の方式、目標の粗利率、会計年度、人員マスタ)。
お客様見られません。画面・メール・共有ページ・帳票のどこにも出ません。

7-3最初の設定(人員マスタ・目標・年度)約5分

設定 > 原価管理を開きます。

設定の原価管理の画面。現場経費の既定の方式、既定の配賦率、目標粗利率、会計年度の開始月、一般ユーザにも見せるのチェック、人員マスタ
設定 > 原価管理
現場経費の既定の方式配賦(直接原価の何%かを自動で計上)か、個別入力(駐車場代・産廃処分費などを1件ずつ入力)。案件ごとに選び直せます。この設定は、新しく原価管理を使い始める案件の初期値です。
既定の配賦率(%)初期値は3%。直接原価(自社労務費+外注費+材料費)にかけて、現場経費として計上します。実績に合わせて、0〜30%で調整します。
目標粗利率(%)案件の達成状況のバーの色分けに使います(7-5)。
会計年度の開始月初期値は4月。ボードの「今年度」と、推移の年度に使います。4月なら、2026年4月〜2027年3月が「2026年度」です。1月にすると、暦の年と同じです。
一般ユーザにも原価管理を見せるチェックなしのときは、管理者だけが原価・粗利を見られます。

入れ終わったら保存するを押します。

人員マスタに、人を登録する

自社労務費は、人員マスタに登録した人から選びます。画面の人員マスタを変更を押して、氏名・役職・人工単価(1人工あたりの円)・寄与率を入れます。

  • 寄与率:月ごとに案件の現場に出る割合です。現場に100%出る人は100%(初期値)、社長のように現場にあまり出ない人は20%のように入れます(残りは他の作業の時間)。原価山積みの「保有工数」の計算に使います。変えると、過去の月の残工数も変わります。一覧の人月単価は、人工単価 × 平均営業日数 × 寄与率の目安です(表示のみ)。
  • 稼働開始月・稼働終了月(任意):入社前・退職後の月は、保有工数に入れません。
  • 設定 > 原価管理の平均営業日数(初期値は20日)と合わせて、保有工数=平均営業日数 × 寄与率になります。
人員マスタの画面。氏名、役職、人工単価、状態の一覧
人員マスタ:氏名・役職・人工単価
困った顔をして両手を合わせるすがほのうさぎ
一人親方の方は、自分(代表)も登録してください登録しないと、自分の人件費が入らず、粗利が実際より高く出てしまいます。
  • 使わなくなった人は、削除ではなく「使わない」にします(使った記録が残ります)。
  • 案件に入れた人工単価は、あとから人員マスタを変えても、入力済みの単価は変わりません(担当者を変えない限り)。

7-4案件に原価を入れる約5分

案件の画面を開き、原価の枠の原価を登録を押します。

案件の画面の原価の枠。売上、原価、粗利、粗利率の4つの数字と、色つきのバー、費目ごとの金額
案件の画面の「原価」の枠(金額はすべて税抜)

開いた原価管理の画面の、+ 原価項目を追加から、明細を1行ずつ入れていきます。

原価管理の画面。売上、原価、粗利、粗利率の数字とバー、現場経費の方式、原価の明細の一覧、原価項目を追加のボタン
原価管理の画面:上に数字、真ん中に現場経費の方式、下に明細

4つの費目

自社労務費自社の人の人件費。担当者を人員マスタから選び、対象月とその月の日数(人工)を入れます。同じ人の同じ月は1行にまとめます(2行目は入れられません。その行を編集します)。単価は人員マスタの人工単価が入り、ここでは変えられません。0.5=半人工です。
外注費協力業者などへの支払い。発注先を入れ、一括の金額か、人工(単価×人工)で入れます。
材料費材料・部材。品名と金額(または単価と数量)を入れます。品番・型番・単位は「詳しく入力」に入れられます。
現場経費駐車場代・廃棄物の処分費など。方式が配賦の案件は、自動で計上されるので、入力は要りません。個別入力の案件だけ、1件ずつ入れます。
原価項目を追加する入力欄。費目で自社労務費を選び、担当者、人工単価、日数、金額、発生日、備考を入れる
入力欄(自社労務費の例。単価×日数で金額が自動で入ります)
  1. 費目を選ぶ:選んだ費目に合わせて、入れる欄が変わります。
  2. 金額を入れる:税抜で入れるか、税込で入れるかを選べます。税込で入れても、税率から税抜に直して保存されます。税率は10%・8%・対象外(労務費は対象外)です。
  3. 対象月(自社労務費)/発生日(外注費・材料費・現場経費。任意):自社労務費は、人工を計上する月を選びます。原価山積み(7-7)の「月」は、この月で決まります。外注費などの発生日は、CSVや並べ替えに使います。
  4. 追加するを押して保存します。直すときは明細の編集、消すときは削除です。
ガッツポーズをするすがほのうさぎ
現場経費の方式は、案件ごとに選べます画面の現場経費の方式で、配賦(配賦率は案件ごとに変えられます)と個別入力を切り替えて、方式を保存するを押します。方式を切り替えても、入力済みの個別の経費は消えません(使っていない方式のものは、合計に入りません)。

明細の見出し(費目・金額・税率・発生日など)を押すと、並べ替えられます。

自社労務費は、山積みから入れるほうが楽です。+ 原価項目を追加の右の自社労務費を山積みから入れるを押すと、この案件の案件別山積みが編集できる状態で開きます。月ごとの人工をまとめて入れて保存するを押し、画面上の← 原価管理画面へで、この画面に戻れます。(完了・失注の案件では、ボタンは出ません)

標準原価を自動で出す(過去の実績から)

原価管理の画面の標準原価(予実)。費目ごとの標準原価率、標準原価、実績原価、差異、消化率の表と、標準原価を自動算出のボタン
標準原価(予実):費目ごとに、標準と実績の差が分かります(超えたところは赤)

原価を登録する画面の標準原価で、標準原価を自動算出を押すと、同じサービスの直近20件の完了案件の実績から、費目ごとの標準原価率(自社労務費・外注費・材料費・現場経費)を出します。標準原価は「標準原価率 × この案件の売上(税抜)」で、売上が変わると自動で変わります。

  • 使う案件:完了していて、請求金額による売上と原価がある案件(この案件自身は含みません)。
  • 件数が少ないとき:完了案件が1件でもあれば算出できます。5件未満のときは「参考値です」と表示します(数字がずれることがあります)。1件もないときは算出できません。
  • 大きく外れた案件は除きます:原価率がほかの案件から大きく外れた案件は、自動で算出から除きます(「算出に使った案件・除いた案件」で確認できます)。
  • 見積だけの案件でも、押せば算出できます。
  • 「標準原価を自動算出」ボタンは、まだ算出していないとき、赤くゆっくり点滅します。
  • 原価の画面の上の費目ごとの小計(自社労務費・外注費・材料費・現場経費)に、予(標準原価)・実(実績)・差(実績 − 標準。標準を超えたときだけ赤)を出します。案件の詳細の原価にも同じものを出します。表の標準原価(予実)には、差異と消化率の列があります。
  • 新しい実績で出し直したいときは、もう一度押します。標準原価を消すで消せます。

サービスごとの平均原価率は、設定 > 原価管理の集計するで一覧になります(押したときだけ作ります。最新にするには集計し直す)。

7-5粗利と粗利率の見かた(色の意味)約3分

売上案件の請求金額があればそれ、なければ見積金額です(見積金額のときは、画面に「見込」と出ます)。税抜で表示します。見積書・請求書オプションを使っているときは、採用した帳票の金額が使われます。
原価7-4で入れた、自社労務費・外注費・材料費・現場経費の合計です。
粗利売上 − 原価。
粗利率粗利 ÷ 売上。

粗利率は、バーの色で見分けられます。バーの黒い線が、設定した目標の粗利率の位置です。

緑目標の粗利率以上。
黄粗利が0%以上で、目標に届かない。原価のどこが重いか、見直しのサインです。
赤赤字(粗利がマイナス)。「赤字」のラベルも出ます。
赤字の案件の原価の枠。粗利がマイナスで、赤字のラベルと赤いバー
赤字の案件(見込の売上より、原価が大きい例)
  • 見積の段階でも原価を入れておくと、請求の前に赤字に気づけます。
  • 見積金額・請求金額・採用した帳票を変えると、粗利は自動で計算し直されます。

7-6ボードのタイルと、推移の画面約3分

案件ボードの右上に、今月の業績(売上・原価・粗利・粗利率)のタイルが出ます。

案件ボードの右上のタイル。今月の売上、原価、粗利と粗利率、色つきの細いバー、詳細のボタン
ボードの右上のタイル(単位は千円=k、税抜)
  • 数字の下の細いバーも、7-5と同じ色です。
  • タイルは、左上の今月の業績、右上の原価詳細ボタン、売上|原価|粗利|粗利率、数字(例:¥1279k | ¥262k | ¥1017k | 80%)、細いバー、の順です。切り替えはなく、いつも今月です。
  • 原価詳細を押すと、推移の画面(売上・原価・粗利)が開きます。メニューの原価からも開けます。
  • 売上は、売上計上日の月に入ります。請求書を作った日(採用した日)や、請求金額を入力した日です。請求金額が入っていない案件は、タイルや推移には入りません。
売上・原価・粗利の推移の画面。年度の12か月のグラフ、月別の業績の表、粗利率が低い案件の一覧、原価山積みのボタン、原価明細のCSV出力
推移の画面:12か月のグラフ・月別の表・粗利率が低い案件

月別の業績の見かた

推移の画面の月別の業績は、年度の12か月を1行ずつ並べた表です。売上計上日(請求書を採用した日、または請求金額を入力した日)がその月の案件を集計します。

月押すと、その月の月の詳細が開きます(下をご覧ください)。
売上・原価・粗利その月に売上が計上された案件の合計です(税抜)。粗利 = 売上 − 原価で、赤字の月は赤く出ます。
粗利率粗利 ÷ 売上です。売上のない月は「—」です。
案件その月の案件の数です。押すと、その月の案件一覧が開きます。原価がまだ入っていない案件があるときは、(原価未入力 ◯)と出ます。原価が0円のままだと粗利が実際より高く見えるので、入力を確かめてください。
CSV出力この表を、CSVにできます。

請求金額が入っていない案件(見積だけの案件など)は、月別の業績には入りません。

月の詳細(案件ごとの内訳)

月別の表の「月」を押すと、その月の案件ごとの内訳が開きます。「どの案件が粗利を押し上げ(下げ)たか」がすぐ分かります。

月の詳細の画面。その月の売上・原価・粗利・粗利率と、案件ごとの内訳、標準原価との差異
月の詳細:その月の合計と、案件ごとの売上・原価・粗利・粗利率・標準原価との差異
  • 上に、その月の合計が決算書のように縦に並びます:売上、原価、その内訳(自社労務費・外注費・材料費・現場経費。薄いグレーで、売上に対する割合つき)、粗利・粗利率の順です。
  • 下の表は、案件ごとの売上・原価・粗利・粗利率です。原価が0の案件は¥0と出ます。案件の番号を押すと、その案件が開きます。
  • 人員マスタの給与(人月単価の合計)より案件に積んだ自社労務費が少ないときは、労務費の下に発生給与総額と未積上(積み残し)、最後に未積上考慮後の粗利・率が出ます。固定でかかる人件費を積みきれていないと業績が良く見えてしまうため、実際の利益に近い数字を並べて見せています。
  • 表の見出しを押すと、その項目で並べ替えます(もう一度押すと、昇順・降順が変わります)。CSV出力で、表の内容をCSVにできます(画面と同じ並び順)。
  • 標準原価を出してある案件には、標準原価と差異(原価 − 標準。標準を超えたときだけ赤)も出ます。
  • ← 前の月・次の月 →で、月を移れます。
年度の選択右上で、見たい年度を選びます。
グラフと月別の表年度の12か月の、売上・原価・粗利・粗利率です。月別の「◯件」を押すと、その月の案件一覧が開きます。「月」(例:2026年9月)を押すと、月の詳細が開きます(上の「月別の業績の見かた」「月の詳細」をご覧ください)。
年間の業績原価山積みのすぐ下に、選んだ年度の年間の業績(売上・原価と内訳・粗利・率。未積上があれば、未積上考慮後の粗利・率も)が、月の詳細と同じ縦の形で出ます。未積上は、今月までの月で数えます。
画面の並び上から、原価山積み、年間の業績、業績グラフ、月別の業績、粗利率が低い案件、原価明細の順です。
粗利率が低い案件先月・今月・今年度で切り替えられます。粗利率の低い順に、上位10件を表示します。予約番号を押すと、その案件が開きます。
CSV出力月別の表と、粗利率が低い案件を、CSVにできます。
原価明細のCSV年度を選んで原価明細のCSV出力を押すと、バックグラウンドで作られ、できあがると下の一覧にダウンロードのリンクが出ます(7日間)。

7-7原価山積み(人の埋まりぐあい)約3分

案件に入れた自社労務費の人工を、人ごと・月ごとに集計します。「誰に余裕があって、誰が詰まっているか」が分かり、新しい案件の割り当てを決めやすくなります。推移の画面の原価山積みから開きます。画面の上のタブ(人員山積み・人別山積み・案件別山積み)で切り替えます。年度・担当者・案件の選択、CSV出力、更新のアイコンは、表の右上にあります。先月までの月は、灰色で表示します。担当者の右の列には、人員マスタの人工単価が出ます(人別山積みでは、選んだ人の単価です)。表の下には、月ごとの積み上げ棒グラフも出ます。

人員山積みの画面。人ごと、月ごとの人工の表
人員山積み:人 × 月(単位は人工)
人員山積み人 × 月。全員の月ごとの人工を、一覧で見ます。
人別山積み案件 × 月。人員山積みで人の名前を押すか、人別山積みのタブで開きます。その人が関わっている案件ごとの人工が分かり、案件の追加と月の人工の修正もできます(下の「人別山積みで人工を直す」)。
案件別山積み人 × 月。人別山積みで予約番号を押すか、案件別山積みのタブで開きます。その案件に、誰が何人工入っているかが分かり、月の人工を直せます。

残工数と保有工数(人員山積み・人別山積み)

表の一番上に保有工数(平均営業日数 × 寄与率)、担当者の行のあとに山積み合計と残工数が出ます(この3行は薄いグレーの背景です)。残工数は保有工数 − 山積みの人工で、「あと何人工できるか」を月ごとに見られます。

赤字当月以降で、残工数が1以上。まだ余裕がある(仕事を入れられる)月です。
橙・「超過」山積みが保有工数を超えています。人の割り当てを見直します。
灰色過去の月です(実績の確認用)。

山積みには、見積中・成約待ちなど、まだ受注が決まっていない案件の人工も入っています(失注・キャンセルを除くすべての案件)。

案件別山積みで人工を直す

案件別山積みの編集の画面。案件の売上・原価・粗利・粗利率、費目ごとの予・実・差、担当者ごとの月の人工の入力欄
案件別山積み(編集中):人工を入れると、上の原価・粗利・粗利率がその場で変わります
  1. 案件別山積みを開き、上の選択リスト(予約番号:お客様名:サービス名)で案件を選びます。表の上に、その案件の売上・原価・粗利・粗利率が出ます。
  2. 人工を編集するを押し、月ごとの人工を直します(0〜31・0.01刻み。0.35のように小数点以下2桁まで)。担当者を追加で、まだ表にいない人(人員マスタで「使う」人)も入れられます。
  3. 保存するで反映します。キャンセルなら、何も変わりません。保存すると、案件の原価と粗利にもすぐ反映されます。
  • 人工を入れると、画面の上の原価・粗利・粗利率(とバー、費目ごとの金額)が、その場で変わります。標準原価がある案件は、予・実・差も変わります。保存するまでは確定しません(保存した値が正です)。
  • 完了・失注の案件は、見るだけです(人工は直せません)。
  • 日ごとに分けて入れていた月は、保存するとその月の1行にまとまります。
  • 直した記録(誰が・いつ・誰の・どの月・いくつからいくつに)が残ります。

人別山積みで人工を直す

  1. 人別山積みを開き、右上の選択リストで担当者を選びます。
  2. 人工を編集するを押し、案件ごとの月の人工を直します(0〜31・0.01刻み。0.35のように小数点以下2桁まで)。案件を追加で、まだ表にない未完了の案件も入れられます。
  3. 保存するで反映します。キャンセルなら、何も変わりません。編集中は、残工数も入力に合わせて変わります。
  • 完了・失注の案件の行は、数字のままで直せません。
  • 「使わない」設定の人には、案件を追加できません。
人別山積みの画面。選んだ人が関わる案件ごとの人工の表
人別山積み:その人が関わる案件 × 月
  • 画面右上で、年度を選べます。合計の行と列もあります。
  • 右上のCSV出力で、人員山積み・人別山積み・案件別山積みのそれぞれの表を、そのままCSV(Excelで開けます)にできます。最後の行は合計です。
  • 「月」は、自社労務費の対象月です。
  • 失注・キャンセルした案件は入りません。
手をつないで笑うすがほのうさぎ
割り当ての使いかた新しい案件の施工が決まったら、その月の人員山積みを見て、人工の少ない人に割り当てます。特定の人に偏っていたら、他の人に回したり、外注を検討したりできます。

7-8案件一覧とCSV約2分

案件の一覧に切り替えると、案件ごとの売上・原価・粗利・粗利率の列が並びます(金額は税抜)。

案件の一覧。売上、原価、粗利、粗利率の列が並ぶ
案件の一覧(原価管理を契約しているとき)
  • 依頼の年・月で絞り込めます。
  • 一覧のCSVにも、売上・原価・粗利(税抜)の列が入ります。最大1,000件です。
  • 契約していないとき、これらの列は出ません(見積金額・請求金額・領収金額の列になります)。

7-9気をつけること最後に

  • 金額は、画面・集計・CSVのすべてが税抜です。
  • 原価・粗利は、お客様に送るメール・共有ページ・帳票には出ません。
  • 原価管理を解除しても、入力した原価は残ります。退会したときは、案件と一緒に消えます。
  • 数字は、入力した原価の合計です。入れ忘れがあると、粗利が実際より高く出ます。外注費の請求書が届いたら、早めに入れましょう。

うまくいかないとき

メニューに「原価」が出ない/原価の枠が出ない
オプション「原価管理」を契約していないか、一般ユーザでログインしていて「一般ユーザにも原価管理を見せる」がオフの可能性があります。管理者に確認してください(7-2)。
担当者の候補に、人が出てこない
設定 > 原価管理 > 人員マスタに登録されていないか、状態が「使わない」になっています(7-3)。
人工単価が書き換えられない
人工単価は、人員マスタの単価が入り、案件の画面では変えられません。単価を変えたいときは、人員マスタを直します。入力済みの明細の単価は、担当者を変えない限り変わりません。
ボードのタイルや推移に、案件が入らない
売上は、請求金額が入っていて、売上計上日がある案件が対象です。請求書を作る(採用する)か、請求金額を入力すると入ります(7-6)。
粗利が実際より高く出る
原価の入れ忘れ、または自分(代表)が人員マスタに登録されていない可能性があります(7-3)。現場経費が「配賦」の案件は、配賦率も確かめてください(7-4)。
原価明細のCSVができあがらない
ボタンを押したあと、バックグラウンドで作ります。しばらく待っても一覧にリンクが出ないときは、運営にお問い合わせください(第12章)。
紙吹雪の中で喜ぶすがほのうさぎ

おつかれさまでした!

案件ごとの粗利と、人の埋まりぐあいが見られるようになりました。
まずは進行中の案件から、外注費と材料費だけでも入れてみましょう。

次にやること

  • 見積書・請求書を作って、売上と連動させる(第6章)
  • お客様に届く自動メールと、評価のお願い(第8章)
  • オプションの追加・解除(第2章)